平和公園☆

長崎ツアー公演の間、私たちが宿泊していた浦上という街は、原爆が落とされた場所です。
原爆資料館や原爆死没者追悼平和祈念館、原爆病院など、戦争とは切っても切り離せない街なのだと痛感しました。

それでも街の中を歩いていると、穏やかで静かで緑が多くて、とても長閑に感じられます。
全て歩いて回れるくらいの小さな街なので、お散歩しながら当時に想いを馳せました。

まずは平和公園へ。
平和記念像どどーん想像以上に、デカいっっっ

高さ9.7メートル、重さ30トン、青銅製の平和記念像。
神の愛と仏の慈悲を象徴とし、天を指した右手は「原爆の脅威」を、水平に伸ばした左手は「平和」を、軽く閉じた瞼は「原爆犠牲者の冥福を祈る」という想いが込められているそうです。

後ろ側には、平和への願いが刻まれていました。

長崎の鐘。
音楽劇『母さん~サトウハチローの詩と母のものがたり』の歌を思い出します~。

浦上天主堂は、苦難の歴史を歩んだ教会。
キリシタン弾圧を超え、信仰の自由を得た信徒のための「祈りの家」です。

原爆に遭いながら奇跡的に残った像もいくつかあります。
被爆マリア像もその一つで、戦後、瓦礫の中から頭部のみ発見されたのだとか。
こちらは鼻がもげています。

ここが、原爆落下中心地です。
修学旅行中の小学生たちで賑わい、平和になったんだなぁとつくづく感じました。

焼け壊れた煉瓦は、浦上天主堂の遺壁。
壁上の石像はザベリオと使徒だそうです。

1945年8月9日11時2分。

浦上の街では、至る所で色とりどりの千羽鶴を見かけました。
今年の夏も、たくさんの鶴が折られるのでしょうね。

もう二度と、こんな悲劇が繰り返されませんように。。。

~一本足の鳥居に続く~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA