登山日記18☆シダンゴ山~前編~

冬の日帰り登山へ。
とびきり寒い晴天日なら景色が良かろうと、丹沢のシダンゴ山に登りました

シダンゴ(震旦郷)なんてユニークな山名ですが、飛鳥時代にこの地にいた仙人・シダゴンが転じてシダンゴと呼ばれるようになったのだとか。
シダゴン仙人は、塔ノ岳や箱根の明神ヶ岳に住む仙人とも頻繁に交流し、仏教を広めたそうです。
昔って仙人がそんなに大勢いらしたのね

平日だというのに、新松田駅から登山口に向かうバス停は長蛇の列
しかも軽装な年配の方々ばかり。
え、おじいちゃんおばあちゃんたち、山登るの

と思ったら、終点である寄(やどりき)バス停の近くに「ロウバイ園」があり、そこの梅がちょうど見頃なんですって。
おかげでバスが増発されていて、予定より早く到着。
寄バス停から登山口方面に歩き始めたのは、私一人でございました(笑)

中津川に架かる大寺橋(別名メロディー橋)を渡り、寄集落を抜けていきます。

美味しそうなミカンなってた

大寺休憩所を過ぎ民家がなくなると、両側に茶畑が広がります。
この茶畑に延びる道が、嘘みたいな急勾配。
登山口へ着く前に、すでに汗だくです

ひーこら登った先には、猪避けの扉。
猪や鹿から農作物を守るため、しっかり扉を閉めて入山するべし

さて、ここから登山道が始まります。
階段状に延びる登りは、杉や檜に囲まれて森林浴気分

木の合間から覗く青空が、清々しくて気持ちいい

空気は刺すように冷たいけれど、登っていると体はポカポカ

標識、曲がってるで

可愛い小路を抜けると~

シダンゴ山に登頂です

小さな石の祠にお参りして、お昼ご飯にしようっと

~後編へ続く~

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