登山日記21☆天覧山
秋の日帰りソロハイク。
埼玉の奥武蔵、天覧山へ登りました。
本日の登山を一言でいうと…ズバリ、迷子!!
地図の読むのが下手くそすぎる私が、道を間違えるのはいつものことなのですが、それにしても今日はひどかった。
きっと行程の倍くらい歩きました。
その珍道中を、どうぞ笑ってくださいまし。
早朝、西武池袋・秩父線の高麗駅(こまえき)からスタート。
改札を出ると、2本の赤い標柱が迎えてくれます。
この地が朝鮮半島からの渡来人によって開かれたことにちなむモニュメントで、災厄除けや家内安全を祈願する将軍標だそうです。
まずは高麗川にかかる鹿台橋(ろくだいばし)を目指して歩き始めたのですが、ここで早くも反対方向へ。
引き返して鹿台橋を渡るも、その先の曲がり角を見逃し、再び引き返しました。
ああ、恥ずかしや
本日のお目当てのひとつ巾着田(きんちゃくだ)へ、なんとか到着
巾着の形をした田んぼの周りは、日本屈指のヒガンバナ群生地となっています。
曼珠沙華公園の中は、見渡す限り一面に広がるヒガンバナ!
残念ながらヒガンバナの見頃は過ぎてしまい枯れ始めていましたが、それでも綺麗でした
巾着田を一周し、出口にかかるあいあい橋を渡ります。
橋の上から眺める高麗川。
さて、ここから高麗峠に向かうはずが、全然違う方向に歩いてた!
不安を感じながら随分歩き続けてしまい、庭仕事をしていたお爺さんに教えて頂いて、やっと軌道修正。
山から離れていくから、おかしいと思ったんだよな~(笑)
美しいコスモスに出逢えたので、まぁいっか
民家と空き地が続くのどかな小路を進み、舗装道が途切れたところで、高麗峠への登山口を発見
やったー
うっそうと茂る森の中、木々の香りが心地いい
可愛らしい鳥のさえずりも聴こえます。
ムクドリ、ホオジロ、シジュウカラ、メジロなどたくさんの鳥が暮らしているそうです。
雑木林には、エサになる昆虫や小動物、木や草の実が多いのですね。
柔らかい土の山道をどんどんと登っていきます
分岐点は間違えないように
良かった、ちゃんと高麗峠に着きました
視界が開ける萩の峠。
急な下りを慎重に降りていくと突然、草原が?!
静かなテーブルとベンチでひと休み
下り坂が湿っていて、すすす滑る~~~
峠を下りきると、国道に出ます。
西武線のガード下をくぐり抜けたところで、またまた迷子
持参した地図に載っている道が、ない
最新の地図ではないので変わっちゃったのかなぁ…でっかいカインズホーム建ってるし…
ここは文明の利器を頼り、GPSに案内して貰いました(早く使え)。
いよいよ本日の最終目的、天覧山へ
この細い道が登山口です。
もう間違えないぞ
階段を登り始めると~
もう東屋?!休憩するほど、まだ登ってないけど…
ていうか山頂に着いちゃった!!さすが標高195m
山というよりは、小高い丘のような感じ(笑)
山頂からは飯能の街並みが見渡せます
産業災害で亡くなられた方のために建立された慰霊碑。
こちらは日清戦争から太平洋戦争に至る幾多の戦争に身命を捧げた、この町出身の戦没者を慰霊する忠霊塔です。
天覧山の麓には、古刹の能仁寺(のうにんじ)。
とーっても立派なお寺でした。
本日唯一の自撮り
梵鐘もありましたよ。
可愛い休憩所
石燈籠も立派です~
燈籠と竹林のコラボがなんとも素敵
山ではいつも、登山の安全を祈願します。
天覧山からの帰り道には、他にもお寺や神社がたくさん。
諏訪八幡神社では、凛々しい狛犬が迎えてくれました。
観音寺(寿老人)の参道を進んでいくと…
え、何故ここに象が
説明書きもなく理由は不明ですが、確かに象がいました。
性懲りもなく迷いつつ飯能駅まで歩き、今回の山行はここまで。
いや~~~無駄によく歩きました!!
無事に帰ってこられて良かったです
でも楽しかった
迷子もソロハイクの醍醐味ですからね。
とはいえもう少し地図が読めるように頑張ります!
皆さま、岡村とお出かけの際は、私に地図を持たせて頂ければ予想外の旅をお約束致しますヨ