白河歴史探訪☆
夏のぷらり一人旅〈前編〉。
今年は福島県白河市へ来ています!
渋谷からコトコト在来線を乗り継ぎ、4時間弱で白河駅へ到着。
改札出ようとしたら、まさかのPASMO使えず(笑)
※新白河駅では使えます。
レトロな駅舎が可愛い
まずは駅から徒歩2分の小峰城へ潜入。
初代白河藩主・丹波長重が1632年に大改修した奥州関門の名城です。
江戸時代に築かれた美しい石垣。
東日本大震災の被害を受け、復興工事中の部分も多くありました。
松平定信をはじめ七家二十一代の居城となった小峰城。
戊辰戦争で焼失落城し、現在は三重櫓と前御門が復元されています。
この端正な三重櫓、ホームから見えた!
白河の街が見渡せます。
お城を降りて、駅の反対側へ。
線路の下をくぐるだけなのに、この素敵な景観。
白河在住の友人に教えてもらった、大福屋さんで腹ごしらえ。
日本酒が揃っている素敵なお蕎麦屋さんです。
白河名物、割子そば。
色んな味が楽しめて美味しかったです!蕎麦湯もウマウマ
さて、夕方の予定までまだ時間があるので、お寺巡りをすることに。
その場の思いつきでぐんぐん歩けるのが一人旅のいいところ。
大福屋さんでゲットした街歩きMAPを片手に、白河歴史探訪へ出掛けました。
最初は大網常瑞寺(浄土真宗本願寺派)の太子堂。
親鸞聖人の孫の如信上人が開いたお寺だそうです。
昔、五木寛之の「親鸞」読んだなぁ。
天恩皇徳寺(臨済宗妙心寺派)。
東京ではとっくに終わってしまった紫陽花が、まだ所々に咲いていました。
新撰組隊士、菊池央のお墓。
新撰組の舞台をやっていた頃が懐かしい。最後の局長、相馬主計を演じました。
小原庄助のお墓。
辞世の句は「朝によし昼になほよし晩によし 飯前飯後その間もよし」。
徳利、盃をかたどったお墓に眠っています。
お酒、お好きだったんですねぇ
白河ハリストス正教会聖堂。
大正4年に建てられたビザンチン様式の教会です。
関川寺の参道。
緑が生い茂って、とても素敵
立派な結城桜があるそう。春にまた来たいなぁ
関川寺(曹洞宗)。
境内には戦国時代の城館跡の遺構が残り、現在も空堀と土塁を見ることができます。
鎌倉~室町時代に白河を治めた結城当主のうち、結城宗広、直朝の五重塔が。
渡り廊下をくぐった先にも、何かある!
江戸時代、赤穂義士に加わった中村勘助の妻のお墓もあるんですって。
谷津田川(やんたがわ)。マイナスイオンたっぷりです
復元水車、しみずや。
谷津川にかかる乙姫橋。
妙関寺(日蓮宗)。
樹齢400年の紅しだれ桜、乙姫桜がかかっています。
妙徳寺(浄土真宗大谷派)。
こちらには源清桜が。
月心院(曹洞宗)。
天神神社。
正岡子規が天神山に登って詠んだ歌碑があります。
「夏木立 宮ありそうな ところかな」
もう少しお寺は残っていますが、この辺りで時間切れ。
それでも思った以上に充実した、白河の歴史を巡る街歩きとなりました。
楽しかった~
~南湖公園へつづく~