お別れ
私事ではございますが、先週、母方の祖父が95歳で静かに息を引き取りました。
マスターズ陸上で活躍し、8つの世界新記録、25の日本新記録を樹立した自慢の祖父でした。
急な訃報にも関わらず、葬儀にはたくさんの方々がご参列くださいました。
改めて祖父の人柄や功績を誇りに思います。
滅多に会えない親族の皆さんや、祖父の仕事関係の方々ともお話できて、とても貴重な時間となりました。
本当にいい人たちばかりで、みんなが祖父を尊敬していて…
出逢わせてくれた祖父に感謝です
お焼香台には、祖父の両親の写真も一緒に。
90歳を越えるまで現役アスリートとして大会に出場し、400個以上のメダルを獲得した祖父。
家の応接間を埋め尽くすメダルやトロフィーの中から、ほんの一部を持ってきて葬儀場に飾りました。
初七日法要では、ご参列の皆さんと祖父の思い出話を楽しく語りながら美味しいお食事をいただきました
亡くなった翌日にお通夜、翌々日に告別式とバタバタな日程でしたが、無事に終えられて喪主の母と共にホッと一息。
山梨での葬儀にも関わらず、東京から足をお運びくださった方々もいらして、感謝の気持ちでいっぱいです。
お世話になりました皆さま、本当にありがとうございました。
祖父が活躍していた頃、私も付き添い&応援として一緒に世界を巡りました。
おかげで選手団の皆さんと仲良くなれて、元気に生きるパワーをたくさん貰いました。
フィンランド大会、楽しかったな~
こちらはアジア大会、タイのバンコクにて。
いつも優しく穏やかで、周りへの気遣いを忘れない誠実な祖父でした。
口癖は「ありがとう」
棒高跳びや走り幅跳び、三段跳び、ハードル、短距離、10種競技など出場した全種目でシニア界の日本新・世界新を更新。
日本マスターズ陸上競技連合の殿堂入り選手に登録されています。
また真面目な祖父は80過ぎてPCを勉強し、練習タイムをグラフにして研究したり、マスターズ名誉会長として書類作成にも力を入れていました。
マジでスーパーおじいちゃんだな。
ちなみに祖父はスケートやスキーもプロ級!
この運動神経をなぜ私は受け継ぐことが出来なかったのか、本当に残念でなりません
おまけ。
祖父の最後の書道、達筆っ
重治(じゅうじ)が祖父、きく江は祖母です。
真剣に物事に打ち込むこと、人生を思い切り楽しむこと。
その身をもって教えてくれた祖父に心から感謝しています。
本当にありがとう