大吉原展

東京藝術大学美術館へ「大吉原展」を見に行きました。

 

 

前日の夜にたまたまSNSで良い評判を見かけまして。
面白そうだな、明日オフだし行ってみようかな、せっかくなら誰か誘おうか。
で、声かけた一人目が捕まりました◯

 

花林ちゃん、急なのにありがとう!!

 

看板とコーディネートカラーがマッチしている我ら。

 

 

江戸の吉原は、約250年続いた幕府公認の遊廓です。
そこで栄えた独自の文化やルール、芸術、ファッション。
そんな日々の暮らしを、たくさんの美術作品によって垣間見ることのできる展覧会でした。

 

私自身も廓を扱った舞台を何度か経験していて、太夫の役を演じたり、吉原についてある程度の知識はありましたが。
こうして改めて詳しく学ぶのは、とても面白いです。

 

もし実際に自分がその時代に生きていて、女衒に売られ、禿から新造、遊女としてやっていけるのかと考えたら、とてもじゃないけど自信はない。
それでも当時の女性たちは選択肢などなく借金と年季に縛られ、大門の中の狭い世界で色を売るしかなかったんだな。
借金まみれにも関わらず、贅沢な非日常を演出する鮮やかな虚構の城。

 

展覧会では「吉原の制度を容認する意図はありません」という注釈が強調されていました。
そこで生まれた芸術作品を通して、吉原の文化と美術を再考する機会だと。

 

 

辻村寿三郎の人形が彩る、妓楼の立体模型。

 

喜多川歌麿、歌川広重などによる浮世絵はやはり素晴らしかったな。
印象に残る作品がたくさんありました。
一つ一つ丁寧な説明が加えられ、かなり見応えのある展覧会でした。
行って良かった!

 

目指してはいないけど何だか憧れる東京藝大。

 

 

じっくり吉原風俗を堪能した後は、上野公園のカフェでのんびりランチして、78年の歴史に幕を閉じるABABに別れを告げました。
喋りすぎていつの間にかすっかり夜。。。

 

草履でよく歩きました!
付き合ってくれた花林ちゃんありがとう!
オススメされて買ったカルディのコーヒーゼリー美味しかった!

 

 

 

✽本日のお着物✽

 

麻の単衣に、半襟はウィリアム·モリス。
バッグは奮発してジャック·ル·コーです!

 

名古屋帯で銀座結び。

 

草履は千草のヌー·クラシック。
コレ歩きやす過ぎるから色違いも欲しいなぁ。
グレー台×ファー鼻緒を狙っております。

 

 

 

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