登山日記13☆弘法山~後編~
秋の一人登山、後編です
権現山から弘法山に向かうはずでしたが、なんと道を間違えたらしい
見知らぬ山の中で迷子になり、一人で行きつ戻りつ30分。
ちゃんと登山道を歩いてきたのに~
いつの間にやら下山してしまったらしく街が見えてきちゃった、ヤバヤバっ
偶然すれ違ったトレラン中の親切なお兄さんに教えてもらい、まさかの権現山に登り直し…もう~っ
でもおかげで、こんな綺麗な山道に出逢えました
こんなハプニングも、一人登山の醍醐味かもねっ。
蜜柑なってた~
登山コースから外れた発見を満喫しつつ、権現山の山頂へ再び登頂
あるじゃないのあるじゃないの、弘法山への道標が
なんで気がつかなかったんだろう。。。
正規コースに戻り、昔の人が草競馬を楽しんだという馬場道へ
やっと着きました、弘法山~
弘法大師が修行したといわれる山で、山頂には釈迦堂が立っています。
荘厳な鐘楼
関東大震災で枯れてしまった井戸跡です。
善波峠を抜けると、アップダウンの緩やかな尾瀬道が続きます。
台風の合間だったので山道がぬかるんでいるかもと危惧していたのですが、とても歩きやすく快適な登山道でした
吾妻山の東屋(ダシャレじゃないよ)は、素朴で可愛らしい感じ
吾妻山には、日本武尊(やまとたけるのみこと)のこんな言い伝えがあるそうです。
昔、日本武尊が東国征伐のため舟で房総へ向かう途中、急に海が荒れ出し難渋していました。
そこで妻の弟橘比売(おとたちばなひめ)は、「私が行って海神の御心をお慰め致しましょう」と海に身を投じたそうです。
すると不思議に海は静まり無事に渡ることができました。
征伐後、帰る途中に日本武尊が亡き妻を偲び「あずま・はや」と詠んだ場所が、この吾妻山だと伝えられています。
山頂からは、もう街が近くに感じられます。
下界に戻ってきてしまいました~
心地のいい疲労感と充足感
最後に鶴巻温泉「弘法の里湯」で汗を流し、疲れを癒しました。
いい湯だわ~
初めての一人登山&一人温泉、めちゃめちゃ楽しかったです
何より自分のペースで行動できるのがすごくいいなと感じました。
実は旅公演が終わってからしばらく体調を崩して寝込んでいたので、まだ体力が戻っていなかったようです。
でもこまめに休憩をとりながら、素敵な山歩きを満喫できました
あ、でもトレッキング部の皆さん、これからもよろしくお願いしますね(笑)