サン・シュルピス教会☆
パリお散歩旅日記その16。
いよいよ最終回です!長かった~(笑)
サン・シュルピス教会でございます♪
旅の最後はやっぱりドラクロワで締めくくろうということで。
晩年のドラクロワが精魂を注いで描いた、サン・シュルピス教会の壁画を見に行きました。
16世紀に建立された大きな大きな大聖堂。
その後も新古典主義的な正面入口など6人の建築家により修復が重ねられ、未だに建設途中です。
入ってすぐ右手側に、ドラクロワの『聖天使礼拝堂』が迎えてくれます。
すごい。
美術館などの作品と違って、人々の生活の中で生き続けてきた絵画です。
壁画「ヘリオドロスの懲罰」「ヤコブと天使の組み打ち」、そして天井画「悪魔をほふるサン・ミシェル」。
体が弱っていた晩年のドラクロワは、サン・シュルピスの近くに移り住み(現ドラクロワ美術館)、この壁画の仕事に打ち込みました。
思うように動かない体に鞭打って情熱を注いだ最期の作品からは、彼の生き様が伝わってくるようです。
フランス最大級の聖堂の祭壇。
それぞれの想いで祈りを捧げる人々の信仰の深さには、感嘆します。
あ、ダヴィンチ・コードに出てくるオベリスクを発見☆
本の発売当初はオベリスク目当ての観光客が増え、「ダヴィンチ・コードとは一切関係ありません」という貼り紙があったとか(笑)
外に出て、教会前広場の噴水です。
何だかイタリアっぽい噴水だなぁと思ったら、それもその筈、ヴィスコンティの作でした○
さてこれにてパリ日記もお終いです。
まさかこんなに長く引っ張ることになるとは(汗)
お付き合い下さった皆さま、本当にありがとうございましたm(_ _)m
毎日朝から晩まで歩き回って、最高に楽しい旅でした。
敬愛する3人の画家、モロー、ドラクロワ、モネの本物の作品に出会えたことは、私のこれからの人生を変えてくれるでしょう。
でもまだまだ行きたい所がたくさん!
マレ~バスティーユ、ジヴェルニーやベルサイユ…次は必ず行くから、待ってろよ★
それまで暫しのお別れです。
メルシィ、オルヴォワール(^-^)/