雲霧仁左衛門☆
元は岩波正太郎さんの時代小説で、何度も映画化されたりテレビドラマにもなっている人気の作品。
私が見たのは五社英雄監督による映画です。
雲のように現れ霧のように消える盗賊・雲霧一味の物語。
盗賊と、火付け盗賊改め方との攻防が描かれています。
かっこいいなぁ。
頭(かしら)に忠義を尽くす盗人たちの姿は、立場は違えど「武士」でした。
覚悟の重みが、現代とは違いますよね。
豪華なキャスト陣の熱演も見応えがありました!
雲霧仁左衛門の仲代達也さん、火盗改め長官の市川染五郎さん(現・松本幸四郎さん)は、さすがに迫力満天○
雲霧一味お千代役の岩下志麻さん、綺麗すぎる~♪♪
盗賊の中にいる女性は、こういう仕事なんだなぁ。。。
そんなお千代が作戦のために嫁ぐ、尾張の大富豪松屋役の丹波哲郎さんもたまらなくいい味を出されてました○
特にラストシーンは「やられた~」というくらい素晴らしい芝居でした。
…私が言うのも何ですが(笑)
一瞬で殺されるチョイ役を田中邦衛さんが演じていたりと、隅々まで目が離せません☆
千松は…雲霧一味には入れないかも(汗)