モロー

早いものでパリ最終日。
あぁ、もっといたいな~!!

最後に大好きなギュスターヴ・モロー美術館へ行きました。
パリに来る度、つい足を運んでしまう美術館です。

モローについては2009年のブログ(古っ)で語っていますので、宜しければ併せてご覧くださいませ
https://kayoko-okamura.com/2009/09/02/モロー美術館☆/

モローの自宅だったこの美術館の、壁という壁を埋め尽くした絵、絵、そして絵。
古い家にひっそりと神話の世界が待っていてくれます。

右下がモローの自画像です。

今日は前述していない作品を。

「一角獣」
クリュニー美術館にある《貴婦人と一角獣》という6枚のタピスリーからインスピレーションを得た作品。
クリュニーのタピスリーも見に行きましたが、これについてモローは“造形的芸術に最も貴い口実を与えてくれる、女性だけが集まった魅惑的な島のようだ”と語っています。
空想上の動物ユニコーンは処女しか近づけないといわれ、遠くに王女たちを不思議な国へと連れていく船が見えます。

「神秘の花」
ユリの花冠の中に描かれているのは、血に染まる十字架を手にした聖母マリア。
殉教者の流した血と聖人の祈りによって、ユリは美しく花開きます。
彼らはひとつにかたまり土台を形成し、その中に両手を縛られ拷問を受けた聖セバスティアヌスの姿が。

「死せる竪琴」
モローが生涯の最後に試みた大規模な絵画構想の1つで、完成の目を見ることなく残された作品です。
古代ギリシャ・ローマの教えを受けた異教徒の詩と、キリスト教の詩との融合を理想としたのだとか。
地球の上に立つ熾天使は竪琴と十字架を大胆に見せ、右には牧羊神パンの遺体が地界を象徴しています。

言わずと知れた晩年の傑作「ユピテルとセメレー」。
多くの登場人物たちがそれぞれに意味を持ち、描いていて楽しかっただろうなぁ。

以前にもご紹介した「求婚者たち」ですが、画面の後方に小さく描かれた、この殺戮の主犯オデュッセウスの姿を見つけました。

 

モロー美術館の帰り道には、すぐ近くのサンテ・トリニテ教会へ立ち寄るのがいつものコース

モローの強烈な世界観に浸った後、すぐに賑やかなパリの街へ戻るのは難しいものです。
モローの葬儀が行われたというこの教会で、しばし心を癒します

 

プランタンの地下に、Bellota Bellota(ベロッタベロッタ)という生ハムの高級店が入っていました。
生ハム大好きな私は帰国する前にどうしても食べたくて、ランチはここで

生ハムの王様といわれるイベリコ豚、その中で最高級のBellotaの称号を得るには、数多い条件の中でも第一にドングリ以外のエサを与えてはいけないのだそう。

さすが、深い旨味が凝縮されていて美味しすぎる
噛むほどに濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。
私の生ハムランキング堂々の第1位

ちなみにお値段はこのシンプルなサンドイッチで16ユーロ(約2,300円)と自信アリ
高いけど、あんまり美味しいのでお土産も買っちゃいました。
ワインと一緒に食べよう

ラ・ファイエットやモノプリで最後のお買い物をして、そろそろ空港へのタクシーがホテルに来る時間

 

本当に楽しい夢のようなパリの旅でした。
あと1週間いられるなら何をしよう、どこへ行こうと妄想が膨らみます。
雪のパリはとても綺麗だったけれど、夏ならジヴェルニーのモネの家に行きたいなぁ。
絶対にまた来るからねー

Au revoir, paris

 

《おまけ》
気づけば細々とお土産買ってました。
だってソルドの季節で70%オフなんだもの
自分用のお土産はこの中で1/3くらいでしょうか(笑)

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