百段階段
ホテル雅叙園にて開催中の「和のあかり×百段階段2022~光と影・百物語~」へ行ってきました。
ゴブリン女子たちと浴衣で集合♪
猛暑日だったので浴衣を着るか迷いましたが、結局全員で浴衣!偉い!
いつものようにネタバレ満載です。OKな方はどうぞ↓
煌びやかな螺鈿の壁。ここ、どこだと思います?
なんとエレベーターの中!
いやいや豪華すぎでしょ。すごいな雅叙園。
エレベーターを降りるとまず出迎えてくれるのは、金魚ちょうちん。
風鈴の音色が涼やか。
ここで靴(草履)を脱ぎます。この先は土足禁止だよ。
※素足を避け靴下(足袋)を着用しましょう。
いよいよ「百段階段」を上がります!
百段階段は通称で、斜面に沿って建築された7部屋を、99段の長い階段が繋いでいます。
浴衣ゴブリン女子、みんな可愛い♡
さて、これから階段途中にある7つの部屋を見学していきます。
それぞれの部屋は画家や建具師、塗師など熟練の職人たちにより装飾されていて、江戸時代から伝わる伝統的な美意識と昭和初期のモダニズムが息づいています。
それだけでも見応えがあるのに、さらに企画展として様々なアーティストの作品が展示されているものだから、もう盛り沢山なのであります。
最初のお部屋は“十畝の間”。
蜘蛛の巣に捕らえられた蝶々の影絵。
“漁樵の間”はもともと装飾過多×「竹あかり」の展示で大渋滞おこしてる。
とりあえずキラキラをバックに写真撮っとこ。
柱の彫刻もすごいし、
天井も彫刻になってる…!
“草丘の間”の恐ろしいお面たち。
真ん中は六条の御息所ですって、黒ちゃん。
怪談の井戸を覗くだけでも怖いのに、映り込んだ花林ちゃんが更にホラー。
色鮮やかな番傘が美しすぎます。
漆塗りの床に映る傘も素敵ね。
のんちんが撮ってくれたよ。
“静水の間”は逆さまの部屋。
ガラス玉の中には作品が逆さまに映ります。
「妖怪の提灯」。
先日の百鬼夜行展で見た妖怪たちもいました。
“星光の間”にて、タイトルは「ニンゲンコワイ」。
鵺さんと、己露奈さんと、アマビエさん。
妖怪猫三変化「地中より生まれる」「壁抜け猫又」「化粧」。
小梅と一緒に☆
“清方の間”の「Andom 行燈」と「A-Un 阿吽」。影がオシャレです。
お土産に欲しいガラスランプ。
ニットで編んであります。
美人な幽霊さん。
どのお部屋も天井まで凝っています。
99段目までやってきました!
日本では昔から数の多いものを“百”や“千”という言葉で表現するため、この長い階段も通称「百段階段」と呼ばれているそう。
あと1段足さずに99段で止めているのは諸説ありますが、
①縁起のいい奇数の中で大きな数字を2つ重ねて99段
②未完の美学
という縁起担ぎなのだとか。
“頂上の間”へ辿り着くと、現代アート「血の花の血」。
最上階は自然をバックにした「いけばな」のお部屋でした。
最後にみんなで○
みんなお揃いの「まよけ猫鈴」付チケットにしました。
とってもイイ音がします♪
有形文化財の百段階段を上がりながら、日本の装飾美と様々なアートに触れ、心に栄養を吸収しました。
ご紹介した写真はほんの一部で、約30組ほどの作家さんの作品が展示されています。
夏のお出掛けにオススメです★
雅叙園のロビー。
廊下を歩くだけで目の保養。
どこもかしこも、絵になるわぁ。
「目黒雅叙園」からリブランドして「ホテル雅叙園東京」へ。
2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた唯一無二のミュージアムホテルだそうです。
帰りに寄ったお蕎麦屋さん。
鴨せいろと日本酒、美味しゅうございました。
カフェに移動し、女子のお喋りはまだまだ続くのでした。。。
*本日のお着物*
祖母、母、私と三世代で着ている藍染めの浴衣。
レトロな柄がお気に入りです♫