世界の壁☆

フィンランドの公用語は、もちろんフィンランド語。

といっても世界陸上のスタジアムに一歩入れば、世界中から選手が集まっている訳ですから、自然と英語が公用語のようになっています。
私の拙い英語でも、伝えたいことは大抵伝わります。

なんだ全然平気じゃん、と気をよくし、街に出ても英語で過ごしていました。
買い物も何か尋ねたりするのも、今までは困ることはなかったのですが…。

教訓。
フィンランドでは決して、全ての人に英語が通じる訳ではありません。

初めて壁にぶつかったのは、なんとマクドナルド。
マックでバイトするような若者なら、簡単な英語くらいできると思うじゃないですか?!

こちらのマックには手元のメニューシートがないので、注文は全て口頭で説明します。
その日私が注文したのは、チーズバーガーセットとフィッシュバーガーセットと単品でマックイタリー、をテイクアウト。

まず「セット」という言葉が通じないのです。
そんなことってあるの?!
まぁいいさ、そのくらいフィンランド語で「ミール」。

でもその後も、店員さんのフィンランド語と私の英語による通じ合えない会話がしばらく続き、本当に難航しました。
やっと商談が成立し何とか買えましたが、ホットコーヒーの代わりに入っていたのは、コカコーラでした…(T_T)

その日の夜、私はスタジアム帰りにスーパーに寄り、夕飯の食材を買うついでに砂糖を探していました。
甘党の祖父が、日本から持ってきたスティックシュガーを全て使い果たしたのです。

砂糖砂糖…
どこを探しても…
ない!!!

デパ地下の、様々な食材がそれぞれものすごい種類揃っているスーパーです。
ちなみに画像1枚目はスライスハムのコーナー。
ひとくちでハムと言っても色~んな形があり、その中のスライスハムだけでこんなに種類があります。

そんなスーパーに、なぜ砂糖がない?!
塩はあるんですよ、それこそたくさん。
コショウも他の調味料もあります。
…砂糖は?!
フィンランド人だって砂糖使うでしょ?!

さてここで誰かに聞けばいいのですが。
マックの一件でトラウマに陥っていた私は、地元の人に英語で話しかける勇気がありませんでした…。
あぁ~意気地なし(>_<) スーパーを歩き回り疲れ果て、やっとの思いで見つけた砂糖は、1kg売り。
旅行中に1kgも砂糖使わないよ…↓↓

悔しいので、もう一軒違うスーパーに行きました。
今度こそ絶対見つける!!

あった~~~♪♪
角砂糖を発見しました!!

それでも角砂糖か1kg砂糖の二者択一。
スティックシュガーはないのかなぁ??
そういえばコーヒーと一緒に出てくるのはいつも角砂糖だし。
どなたかフィンランドの砂糖事情に詳しい方がいらしたら、ぜひ教えて下さいm(_ _)m

そんなこんなでやっと角砂糖をゲットしました。
世界の壁は厚いです★

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