美鈴ちゃん☆
『Father』で私が演じさせて頂いた、飯田美鈴という役について。
元刑事のカッコイイ女性、という初めての役ドコロに内心ビクビクでした(笑)
本編には出てこないけれど刑事時代に美鈴は、主人公の理也とパートナーを組んでいました。
理也とは父親同士が相棒ということで、実は幼なじみ。
離れていた時期を挟んで、再会したのは警察学校でした。
お互いに父親を失った事件を受けて刑事を目指した二人は、相棒でもあり、恋人でもあったのです。
美鈴は雑草のような強い女性です。
そうならざるを得なかったから。
信念を貫く潔さ、父親譲りの頑固なところ、一途に理也を想い続ける可愛らしい一面。
短いシーンの中で、そんな様々な美鈴を表現できたらと常に思っていました。
ヒャ~難しい(汗)
どこまで彼女に迫れたか分からないけれど、それでも美鈴という役に挑戦できたことは、私にとって大きな宝となりました。
好きなシーンはね。
喫茶店での待ち合わせで、「久しぶり」と微笑む理也の笑顔がすごく可愛いんです♪
あんまり可愛いからビンタしちゃったよ(笑)
そして「別れるなら別れるって言ってから捨てろ!」というインパクトのある台詞。
美鈴らしい○
久しぶりの再会でこの後も一緒に過ごしたいのに、プレゼントだけ残してあっさり帰ってしまう理也を見送るのも切なくて好き☆
あとはやっぱり、お互いに父親の元へ帰れたシーン。
千秋楽ではお父さん、いつも以上にギューっと美鈴を抱き締めてくれました。
正義が理也の頭をイイコイイコする仕草は、嬉しくて泣けてきます。
家族を犠牲にしても、日本という国を守るために戦ってきたお父さんは、私たちの誇りです。
父親を探し出し「連中」の正体を暴くことに全てを捧げてきた二人が、やっとこれから自分自身の人生を歩き出す第一歩に辿り着きました。
くっついたり別れたりくっついたり別れたり一生しそうだけど(笑)
でもあんなにバタバタ敵も味方も殺されていった中でせっかく生き残ったのだから。
いっぱいケンカしながらも、願わくば仲良く生きていって欲しいです○
お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
千秋楽の後、階段のところで、G-Friendsファンの「みすず」さんと、声をかけさせて頂いた、新潟のyoakeと申します。
舞台、三回見せて頂きました。とっても楽しかったです。
美鈴は、そういう設定だったんですね。「普通の女の子として育ててやれなくてごめん」って、どういう意味なんだろうとって思ってました。
こんな刑事さんなら、逮捕されたいって、思った男性が居たかな^^
>yoakeさま
この度は遠いところご来場下さり、ありがとうございました。
しかも三回も!
そうか、お父さんのあの台詞は確かに唐突ですよね…。
美鈴が18歳の時に、父は撃たれて瀕死のまま逃亡生活に入ってしまいました。
元々父子家庭だったため、美鈴は訳が分からないまま一人で生きていくしかなかったのです。
『Father』は登場人物が多く、なかなか一人一人のバックグラウンドまで覗ききれない部分もあったと思いますが。
少しでもお楽しみ頂けたなら嬉しいです♪
もしよろしければ、私もライブ活動を行なっておりますので、ぜひ遊びにいらして下さいね○
本当にありがとうございました!